美顔ローラーの悲劇にあうまでそれほど時間がかからなかった…
獣女子はいつも机の左上に引き出しに無造作に美顔ローラーをしまってる。
僕は女性じゃないから美顔ローラーの使い方などは分からないけど、
直接肌に触れるものだから、基本的に風呂場や定期的に掃除しないと
いけないと物だと思うけど、獣女子の美顔ローラーはいつも机の中。
別に僕の物じゃないし、その美顔ローラーが汚れていようが関係ないはずなのだが…
まさか、最初の被害者になるとは…
先日、獣女子に確認が必要な書類があり渡しておいた。
そして、その書類の確認が終わったであろうと獣女子のデスクに取りに行くと
無造作に書類はデスクの脇に置いてあった。
ただその上に、獣女子お気に入りの美顔ローラーが…
直接触りたくないし、変に獣女子に持ち物に触るとなに言われるかわかったもんじゃない。
さりげなく、「ん?」っと獣女子が気づくように声を出すと…
何か?見られちゃいけない物でも見られたような目をして、さっといつもの机の
引き出しの中にしまった。
その時、悲劇が起こった…
獣女子が美顔ローラーをおいてた書類の箇所に、獣女子の肌の脂がベットリ…
美顔ローラーの形に油染みが!
しかも、ローラー部の金属の丸い部分まで分かる!
最悪…
美顔ローラーをどかした際に、絶対油染みが出来たのが見えてたはずなのに…
あくまでも気づかない素振りをする獣女子!
でも、なんか気分的に気持ち悪くて…
つい…「なんか汚れてますよ。」って言ってしまった!
そうしたら、獣女子は…
「ん?」
「別になんてことないじゃん!」
「なんかどこかの客先に出す大事な書類なの?」
「このぐらいで、わけない!」
「ただでさえ、節約しているのになに言ってんの?」
っと連続のマシンガントーク。
自分の顔の脂が付いていたことさえ忘れてる言いぐさ…
心の中でしまった…っと思ったが…すでに遅し…
触れなかったことにして、そそくさと自分のデスクに…
・書類に付いた獣女子の顔の脂。
・あの連続の言いぐさ。
まさか自分が最初の美顔ローラーの被害者になるなんて!
しかも獣女子は相当、美顔ローラーが気に入ったらしく…
通販であらたな美顔ローラーをゲットした。
会社に獣女子宛の代引きが届き、なにやらハイテンションで運送屋さんに
代金を払い、梱包を解き前回より大きめの美顔ローラーを握って微笑んでる
顔をつい見てしまった…
デカクなった美顔ローラー!
次は誰の書類に脂が付くのやら…しかも面積がデカクなった!
恐ろしや・オソロシヤ…
ただ効果の程は、誰が見ても全く分からない???
獣女子はあくまでも顔の凹凸を平らにしたいらしく、力一杯押しつけて
慣らしているので!効果は得られないのでは???